マイホームはいつ買う?

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マイホーム購入が人生の目標という方も多いでしょう。
では憧れのマイホームを手に入れるタイミングはいつがベストでしょうか?

 

人生最大とも言える大きな買い物になりますので「今買って大丈夫なのか?」「いつかは欲しいけど…」など不安な気持ちで購入を先延ばしにしているうちに数年経っている、というのもよくあるお話です。

 

ベストなタイミングは人それぞれ異なりますが、様々なタイミングの例をあげてみますので、ご自身のベストタイミングを考える指標にしてみましょう。

 

いつ買ったの?気になるみんなの購入時期!

マイホーム購入のきっかけで一番多いのは「人生に転機が訪れた時」です。

 

住宅金融支援機構の行った2019年度「住宅ローン利用者の実態調査」によると主に20代~40代で購入動機の1位は「子供や家族のため、家を持ちたい」となっています。

続いて20代~30代の2位は「結婚、出産を機に家を持ちたい」です。
40代での2位は「老後の安心のため、家を持ちたい」です。これは50代の1位にも相当します。

 

20代~30代ではやはり結婚・出産などで家族が増え、新しいライフステージに入ったタイミングです。
気持ちも向上し、新しい生活への期待や。やる気も大きい時期ですから購入のタイミングとしても良さそうです。この時期に購入すれば実用的にも生活の質が向上するでしょうし、気持ち的にも充実し、幸福感が増すと考えられます。

 

ただし出産後当面は良いかもしれませんが、一般的に子供が成長するにしたがって養育費は増えていきますのでゆとりのある返済の可能なマイホーム、ローンを探しましょう。

 

40代~50代の場合、体力の衰えも感じ始め、老後の心配をしはじめる年齢に差し掛かってきます。
現状では、高齢者独居を推進する賃貸業者も増えて来ましたが、まだまだ借りやすいとは言えない状況ですし、親世帯と同居する世帯も減少しています。

施設入所も条件の良いところはまだ高額ですし、出来ればご自身の自宅でなるべく長く…と考える方も多いでしょう。

 

子供が独立してから住宅を購入するタイミングの場合退職金を自己資金に住宅購入をできますが、どちらにしても老後資金の資金計画をしたうえで購入金額の見積もりをすべきでし

ょう。

 

 

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年代別購入のタイミングのポイント

次に年代別に購入した場合のポイントをみていきましょう。

 

■ 20代で家を買う場合は先を見越した物件を

早いうちに住宅を購入するということは、賃料を支払う代わりに自分の資産になるマイホームのためにお金を掛けられるので無駄がありません。

ただ、比較的年収も低く勤続年数も短い傾向がありますので多額な借り入れは難しいかもしれません。

 

25歳で35年ローンを組んだ時、完済時の年齢は60歳です。定年を65歳だと過程すると、定年前に完済できることになりますので、その分老後の資金のための貯蓄に充てられます。

しかしながら20代はまだ安定というには早い年代です。

転職や離婚、価値観の変化、家族の人数が増えたなどで住み替えや売却の可能性も出てきますので、売却時に売りやすい利便性の良いエリアや売却時に古くなりすぎない新築・築浅の物件、賃貸時に貸しやすいマンションタイプを選ぶなど、住宅選びの工夫が必要かもしれません。

 

 

 

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■ 30代の購入でゆとりのローン返済

30代になると家族構成の見通しも立ちやすくなり、収入も20代に比較して増加しているかもしれません。ライフスタイルも20代に比べ安定傾向にありますし、借入額の増加も見込めるでしょう。全ての年代の中で一番住宅購入を検討する人が多い年代になります。

 

20代と同じく30代前半であれば、定年までの65歳までローンの返済期間を無理なく長期に設定することが出来ます。子育てなどで住宅ローンにだけ費用をかけるわけにはいかないでしょうから、こちらは重要なポイントになります。

ただ、返済を長期に設定するとその分金利負担は増加しますので、余裕が出来たら繰り上げ返済をする準備も大切です。

 

近年住宅ローン控除の関係で、繰り上げ返済を慌ててする必要のないケースも出ていますが、心に留めて備えは怠らないようにしましょう。

 

 

 

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■ 40代でもあきらめないで!十分な自己資金の準備と返済の工夫を

40代でマイホーム購入の選択をする要因として、「子育てのひと段落」「転勤が減った」「マイホームのための自己資金が貯まった」などがあります。

 

40歳から35年ローンを組むと、完済は75歳です。住宅ローンの完済年齢は80歳が限度です。
また、住宅ローンに必須の団体信用生命保険(団信)は持病があると加入ができませんし、団信が不要な金融機関も多くはありません。


このため45歳くらいまでには購入を済ませたいところですが、それ以降に購入する場合にはまとまった額の頭金を入れるか、退職金を返済に充てる、繰り上げ返済も視野に入れる、または身の丈にあった価格の住宅購入をするなどの工夫が必要になります。

 

また、その後老後の資金準備や両親の介護などの費用も出てくるかもしれません。購入価格の見積もりは慎重に行いましょう。

ただ、40代になると生活はさらに安定し、住宅や住宅ローン選びに関しても先見の明も備わってきている年代ですから、遅すぎるということはありません。

 

マイホームを持っていない方は住宅ローンと同じように賃料も支払うわけですから、支出は変わりません。

 

 

 

 

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マイホーム購入の時期についてお問合せやご相談を受け付けております。

子供の成長の時期から考えるタイミング

子供が乳児期に家を買う利点としては、隣人への音の面で気遣いが減ることや、子供用の大型家具やグッズを置くスペースが確保しやすく、広々と安全な環境で子育てがしやすくなる点でしょう。

 

不利な点は、第一子が小さいうちに購入する場合、今後の家族構成が定まりづらく、間取りに後悔が残ってしまうかもしれません。新築の場合、子供の壁の落書きなどによる家の傷みも考慮しておく必要あります。また、保育園の状況や子供の進路による変化には賃貸に比べて対応しづらくなります。

 


小学生ではどうでしょうか。低学年の場合学童保育の問題がありますが、妻の働き方も確定し物件探しはしやすく、資金計画も立てやすくなります。

ただ、子供も習い事や学校など慣れた環境を離れる不安から引っ越しを嫌がる可能性も出てきますので購入するエリアが同校区内など限定される場合も出てきます。


次に中学生・高校生ですが、この頃になると子供の進学や高齢の親のことを考えエリアを選定できます。また、今まで子供に個室がなかった場合には、個室があることで落ち着いて勉強できる環境にもなるでしょう。

デメリットとしては新しい住宅で子供が過ごす期間は短くなる可能性はあります。

金銭面では子供の教育費に費用が掛かる時期に、同時に自分たちの老後の資金の準備を行いながらローン返済をすることになりますので、十分に返済金額を考慮した物件やローン選びが必要です。

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購入資金から考えるタイミング

マイホーム購入時には頭金・手数料など諸費用が掛かりますので自己資金はある程度あったほうが良いでしょう。自己資金の相場は物件価格の2割以上と言われますが、20代~30代の場合、自己資金が十分に貯まるのを待つ必要はありません。低金利なうちに購入をしたほうが、資金にならない賃料を長年払い続けるより有利になる場合もあります。

 

また、予算が足りない場合には両親や親類に資金援助を相談してみるのも良いかもしれません。
一年に110万円を超える援助(贈与)を受けると贈与税の課税対象になります。しかし、住宅の購入資金には特例優遇措置がありますので、援助の受けられそうな方は確認をしてみましょう。

 

● 国税庁HP https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4508.htm

 

 

時勢から考えるタイミング

ご自身の年齢で購入のタイミングを検討していた場合でも、その年齢になって希望の地区で条件を叶える物件がすぐ見つかるかと言えばそうとも限りません。


自分のなかで購入時期を想定しておくことは重要ですが、住宅ローンの金利の動向や物件の価格、国による住宅購入のための施策(住宅ローン減税など)や消費税が増額されるなど状況は流動的です。

時勢にも目を光らせておくと、後悔のないタイミングを掴めるのではないでしょうか。


ここで消費税増税についてですが、消費税は建物には課税されますが、土地にはかかりません。
また、不動産会社の所有など以外で、個人が所有している中古住宅は非課税です。

 

ただ、消費税が増税されるとその後の住宅の買い控えを防ぐため、国が給付金や住宅ローン減税など様々な支援策を行う場合があります。

情報収集は怠らずに、慌てず冷静に試算をしてみましょう。

金利については現在金利は超低金利ですので、これ以上に下がるとは予想しずらい状況です。


金利の変動の要因は様々ですから、もし金利が上がった時の支払いが心配な方は全期間固定金利タイプの住宅ローンを選ぶと良いでしょう。

 

 

※参照:住宅ローンの種類について 

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年間で見る購入のタイミング

もう少し細かくみてみますと、一年の中では何月に買うのが良いタイミングと言えるでしょうか。

 

1~3月、9~10月は移動の時期で物件の売買も比較的増えます。その分競争相手が多いのでゆっくりと家探しがしづらいことと、値引きもあまり期待できない時期と言えるでしょう。

 

ただ子供の入学の時期もありますから、一般的には3月に入居できるタイミングでの購入が人気の高い時期です。そのほか1月や8月など寒さ暑さで引っ越し作業が大変な時期を避ける方も多いようです。

 

住宅購入について具体的に検討しはじめ、購入に至るまでおおよそ1年~1年半をかける方が多いようです。

 

この間にご自身の家族の状況や物件の推移を見極めながら、ベストタイミングでマイホームを取得したいものですね。

 

 

 

 

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